外傷など膝に直接的なダメージがあることを除けば、膝痛の原因は背骨のバランスにあります。身体を横から見たとき、首で前、背中で後ろ、腰で前、お尻で後ろという生理的湾曲があり、S字カーブになっています。この湾曲は体重だけでなく重力を緩和させる役目があります。

しかし、膝痛の患者さまは、この生理的湾曲がなくなっています。特に腰のカーブが前でなく後ろになっていて、体重及び重力を上手く逃がすことができません。そのため腰で逃がせない力を膝を使って和らげようとします。腰のカーブがないので膝でカーブを作る訳です。その膝に加わった力が分散されず、炎症、O脚に繋がり、しいては外反母趾、偏平足などに繋がることもあります。

オリジナルの検査法と膝の指標検査で膝だけでなく身体全体から読み解いていきます。検査から導き出した身体の捻じれ、歪み（主は背骨）を的確に、そして優しく、心地よく揺らし調整をします。術後、同じ検査をして再確認をして施術計画をたて、根治を目指します。